保険は大きく『生命保険』と『損害保険』の2つに分類することができます。
ここでは、それぞれの保険の詳細を見ていきましょう。
『生命保険』は、将来発生するであろうリスクに備えるための保険です。
| 保険の種類 | 概 要 | ポイント |
|---|---|---|
| 定期保険 | 保険期間(一定期)内に死亡した場合にのみ保険金が支払われます。 | 満期保険金はありません。 定期更新ごとに保険料が上がります。 |
| 収入保障保険 | 死亡以降、契約時に定めた満期まで年金が支払われます。 | 年金受取回数には最低保障があります。 年金を受け取れる回数は死亡時期によって異なります。 |
| 生存給付金定期保険 | 保険期間中に死亡した場合は死亡保険が、生存していれば一定期間が経過するごとに生存給付金が支払われます。 | 特定疾病保険金、死亡保険金、高度障害保険金のいずれかが支払われると契約は消滅します。 |
| 養老保険 | 保険期間に死亡した場合は死亡保険金が、満期時に生存していた場合は満期保険金が支払われます。 | 死亡保険金と満期保険金は同額です。 満期後は死亡保障がなくなります。 |
| 終身保険 | 死亡した場合に保険金が支払われます。保険期間は一生涯です。 | 満期保険金はありません。 保険料の払込みが一定年齢または一定期間で満了する有期払込タイプと一生涯払い続ける終身払込タイプがあります。 |
| 特定疾病保障保険 | ガン、急性心筋梗塞、脳卒中などになった場合に、生前に死亡保険金と同額の特定疾病保険金が支払われます。保険金が支払われた際に、契約は消滅します。 | 当該保険金を受け取ることなく死亡した場合は、死亡保険金が支払われます。 病気(特定疾病以外も含む)や事故により死亡・高度障害になった場合にも、同額の死亡保険金・高度障害保険が支払われます。 |
| 医療保険 | 病気や怪我で入院や手術をした場合に給付金が支払われます。 | 死亡給付金は少額か、もしくは無いのが一般的です。 |
| ガン保険 | ガンで入院や手術をした場合に、ガン診断給付金や入院給付金、手術給付金が支払われます。 | ガン以外での死亡給付金は少額になります。 また、保障開始までに、契約日から90日または3ヵ月などの免責期間があり、この間にガンと診断されても保障の対象にはならず、契約は無効となります。 |
| 利付変動型 積立終身保険 |
保険料払込期間中は積立金を蓄積し、保険料払込期間満了後はその時の積立金をもとにして、一定の金額までの範囲でその時の健康状態にかかわらず終身の死亡・高度障害を保障します。保険料払込満了時には、終身保険や年金への移行が可能です。 | 積立部分は、一時金の投入や自由に引き出し、保障部分の保険料に振り替えることができます。込む保険料が積立分と保障分において一定範囲内で自由に設定、変更が可能です。 |
| こども保険 | 子供の進学に合わせて、祝い金や満期保険金が支払われます。契約者が死亡した場合は、以後の保険料の払い込みが免除されます。 | 契約時のこどもの年齢や契約者の年齢に制限があります。 |
| 貯蓄保険 | 満期まで生存していた場合は、満期保険金が支払われます。死亡した場合は、死亡保険金や災害死亡保険金が支払われます。 | 病気死亡の場合には払込保険料に応じた死亡給付金が支払われるだけのため、保障性はありません。 |
| 個人年金保険 | 老後の生活資金に保障の重点を置いた保険です。 保険料払込期間後、保障期間中に被保険者の生死にかかわらず年金が支払われます。保険料払込期間中に被保険者が死亡した場合は、死亡保険金が支払われますが、払い込み済みの保険料相当分程度の額になります。 |
生きている限り毎年年金が支払われる終身年金、あらかじめ定められた年齢から一定期間年金が受け取れる確定年金、被保険者が生きている場合にだけ支払われる有期年金があります。 |
| 変額保険 | 支払った保険料が金融商品で運用され、運用結果により保険金や解約返戻金が増減されます。保険解約時に支払われる解約返戻金には最低保障はありませんが、死亡した時の死亡保険金は基本保険金と変動保険金から成るため、基本保険金は運用実績にかかわらず支払いの保障がされます。 | 運用リスクは契約者が負います。 |
| 変額個人年金保険 | 支払った保険料が金融商品で運用され、運用結果により年金や解約返戻金が増減されます。保険解約時に支払われる解約返戻金の多くは最低保障がありません。また死亡した時の死亡保険金にも最低保障が無いものもあります。基本保険金は運用実績にかかわらず支払いの保障がされます。 | 運用リスクは契約者が負います。 年金額が年金受け取り開始後一定のタイプと、受け取り開始後も運用実績によって年金額が増減するタイプがあります。 |
| 介護保険 | 公的介護保険の認定レベルに連動して一時金や年金が支払われるものと、独自の認定レベルに準じて支払われるものがあります。 | 公的介護保険とはことなり、40歳未満でも加入可能です。 |
『損害保険』は、発生した損害に対して、保険金額を限度として損害額をてん補する保険です。
| 保険の種類 | 概 要 | ポイント |
|---|---|---|
| 自賠責保険 | 自動車を購入した際に、加入する被害者救済を目的とする強制保険です。交通事故で他人に怪我を負わせたり死亡させたりした際に保険金が支払われます。 | 自賠法の原則は「無過失責任」であるため、自身の運転に過失がなかったこと、被害者に故意や過失があったこと、自動車に欠陥がなかったことなどを立証が必要です。 |
| 自動車保険 | 自賠責保険で足りない分を補償する任意保険です。人身事故以外にも対物事故や自損事故など、様々な補償があります。 | それぞれの保証に免責事項があり、それらに抵触した場合は保険金が支払われません。 |
| 火災保険 | 住宅に関するリスクに対して補償される保険です。 | 水災害が補償されない住宅火災保険や団地保険、水災害や騒じょう、盗難等も保障される住宅総合保険などがあります。 |
| 地震保険 | 地震による火災や倒壊、津波などを補償する保険です。 | 保険料は、住まいのエリア(都道府県別)や構造(木造、非木造)、建築年数によって異なります。 また、地震保険は単体での加入ができず、必ず火災保険に付帯して契約します。 |
| 傷害保険 | 日常生活において負った怪我の入院や通院、死亡時に保険金が支払われます。 | 家族全員を補償対象としているものや、交通事故を補償対象としているもの、国内外の旅行を補償しているものなど様々な種類があります。 |
| 医療保険(損害型) | 病気や怪我などで入院した際に、公的医療保険の対象とならない費用や自己負担分を補償する保険です。 | 差額ベッド代など入院に伴う諸費用や高度先進医療費などが対象となります。 |
| 介護保険(損害型) | 寝たきりや認知症など、介護が必要な状態になった場合に保険金が支払われます。 | 病院や在宅介護などの諸費用、バリアフリーなどの住宅改修費用などが対象になります。 |
| 賠償責任保険 | 日常生活で偶発的な事故によって第三者の身体や生命、財産に損害を与えたてしまったときなどにおいて、法律上の損害賠償責任を負担する場合に保険金が支払われます。 | 単独契約が可能だが、傷害保険や火災保険の特約で契約するとお得です。 |